死者の生前の「殺生」による罪を裁く神さま。死者の生前の行いを全て取り調べ、右手に持つ筆で帳面に記録する。この帳面は順次「閻魔大王」へと引き継がれる。不動明王の化身ともいわれている。
三途の川で死者の衣服を剥ぎ取る老婆の鬼。剥ぎ取った衣類を三途の川のほとりに立つ衣領樹という大樹にかけ、衣の重さによって死後の処遇を決めるとされている。疫病除けや咳止め、特に子どもの口に関わる病を治すちからがあるとされている。閻魔大王の妻。
死者の生前の「盗み」による罪を裁く神さま。秦広王の取調べ結果や三途の川にいる死者からの報告を元に裁きを行う。釈迦如来の化身ともいわれている。
死者の生前の「性」による罪をさばく神さま。男性には猫を、女性には蛇をあてがい、宋帝王の問に正しく答えられない者には苦痛を与えさせる。文殊菩薩の化身をもいわれている。
死者の正ぜいんの「妄言(嘘)」による罪を裁く神さま。罪の重さを測る秤に死者を乗せる。罪深い者が乗ると、秤にかけられた大石が軽々と持ち上がってしまうという。普賢菩薩の化身ともいわれている。
冥界の王として、死者の「生前の罪」を裁く神さま。特殊な鏡ですべての死者の生前の行いを残らず記録し、死者が大王の問に嘘をつくと、たちまち見破り舌を抜いてしまう。地蔵菩薩の化身とも言われている。
閻魔大王の裁きを元に、死者がどのような場所に生まれ変わるかを裁く神さま。十王の中では比較的寛容で、裁きの際に死者の意見や願いを聞き入れてくれる。弥勒菩薩の化身ともいわれている。
死者がどのような姿で生まれ変わるか、寿命などを裁く神さま。ここまで裁きを終えた死者は、来世につながる鳥居をくぐることになるが、その先がどこにつながっているのかは、実際にくぐってみないとわからない、薬師如来の化身ともいわれている。
死者の遺族の供養をみる神さま。遺族が供養に努めていれば、悪道に落ちた者でも救済され、善道におくられた者はさらに特を積むようになる。慈悲の心を持ちながらも、その表情は恐ろしいとされている。観音菩薩の化身ともいわれている。
都市王の元へ辿り着くと、喪は明けたとされる。死者への光明箱と呼ばれる箱を手渡し、蓋を開けると、中にはありがたい経文が入っている。悪行の深い者が開けると業火に焼かれる。勢至菩薩の化身ともいわれている。
十王最後の神さま。その裁きは地獄の責め苦が行われている場所のすぐそばで行われる。どのような裁きがあるのかは、その時にならないとわからない。阿弥陀如来の化身ともいわれている。
サクサクの衣は専門店の味。創業昭和51年。
美味しい洋食のダイニングバー